北海道旅行5日目~レンタカーで夕張観光編~②

Category : 遠征 |

7ヶ月ぶりとなりますが、北海道旅行記の続きをアップしていきたいと思います。
※2015年7月当時の風景です。
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夕張観光をある程度楽しんだ後は、石炭博物館で歴史を学ぶことにしました。
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この施設では夕張を支えてきた炭鉱の歴史を模型などで学ぶことができます。
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皆さん、汗水たらしながらせっせと作業をしています。
ここの模型、なかなかリアルでガスマスクをした炭鉱夫の人形はなかなか怖かったです。
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馬車鉄道!
炭鉱には必ずと言っていいほど鉄道が絡んでくるので、意外なところで興奮しちゃいます。
画像が多くなってしまうのでこの辺りで止めておきますが、
当時の機械を稼働させたり立坑エレベーターを体験する事ができたりと、とても楽しい施設でした。
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こちらは「天竜坑」と呼ばれる夕張鉱第三斜坑の入り口。
坑内火災を避けたいと言う思いから天龍川の名前を使用したそうですが、
昭和31年にはこの坑道で161人が犠牲となる爆発事故が起こってしまいました。
夕張炭鉱が夕張の町を支えてきたのは間違いありませんが、
それと同時に絶えず事故が起こり、沢山の従業員が無くなったのも事実です。
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こちらは当時の民俗や生活資料を展示する炭鉱生活館。
親切な職員さんの話よると既に廃墟となっており、近々取り壊されるとのことでした。
※現在は解体作業が終了し、更地となっています。
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石炭博物館を更に進むと巨大なSLが見えてきました。
ここはSL館という施設で、石炭輸送や市民の足として活躍をした車両たちが展示されています(いました)。
現在も展示物はそのままですが、建物の崩壊が激しく営業再開の目処は立っていないとのことでした。
これからも残された車両たちは眠り続けることでしょう・・・夕張市が元気になるその日まで。
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更に先へ進むと「アドベンチャーファミリー」という遊園地があります。
夏のみ営業という贅沢な遊園地だったそうですが、2006年夏の開園を最後に閉鎖されてしまいました。
特に囲い等はありませんでしたが、私有地であることは間違いないので、立ち入りには必ず許可を得ましょう。
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かつては賑わったであろうプールもこの有様です。
雪国の廃墟はその環境からか崩壊がとても早い・・・
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最後に遊園地を見下ろせる橋から写真撮影。
ちなみにこの場所で飛び降り自殺があったそうですよ!
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さて行くかと思い荷物を片づけてるとキツネの群れが近づいてきました。
野生動物とは思えないほど人に慣れていて、思わずナデナデしたくもなりましたが、
キツネにはエキノコックスという寄生虫がいるみたいなので止めておきました。
ふと思ったんですけど、キツネの祟りってこの感染症が原因なんじゃ・・・。
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続きましては「幸福の黄色いハンカチ」想い出ひろばへ。
名作「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地である炭住が今も残されています。
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マツダ・ファミリア!(レプリカ)
あまり数は多くありませんが、作品に関する資料が展示されています。
ちなみにこの黄色い紙はいわゆるメッセージカードで熱心なファンが訪れた記録を残していました。
しかしながら、さすがにここまでビッシリ貼られているとギョッとしますね笑
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そして炭住を進むとこの作品のタイトルにもなっている「黄色いハンカチ」が。
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高倉健さんへの追悼として急遽設置したものだったと思います。
今思うと北海道って健さんゆかりの地が沢山あったんですね・・・。
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続きましては清水沢ダムでダム分を補給!
北炭夕張炭鉱の発電用として昭和15年に建設されたお年寄りダムです。
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堰きとめるは夕張川。
この上流にはかの有名な夕張シューパロダムがあります。
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なにやら工事をしており、車で通ろうとしたら交通整理のオジさんに
「すぐにクレーンどけるから待ってて!」と言われました笑
趣味で見に来ただけなのに作業を止めさせてしまうのはマズいので、
「大丈夫です」と伝えましたが、なんておおらかなのでしょう!
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下流に見えるのは旧北炭清水沢火力発電所。
こういう近代的な廃墟ってすごくそそられるんですよねー。
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そして最後はお決まりの夕張シューパロダムへ!
平成27年に完成したばかりなので、堤体がとっても綺麗です。
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堤頂長480m
天端を見るだけでもダムの巨大さがよく分かりますね。
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遠幌の街並みと大自然。
夕日も相まってとても美しい場所でした・・・。
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おっ!右岸直下に怪しい旧道がありました。
道路をちょん切ってそのまま放置とはかなり萌えます!!
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上流、シューパロ湖の様子。
大夕張ダムがあったのは恐らくこの地点だと思います。
夕張シューパロダム竣工前に来てみたかったなぁ・・・。
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夕張シューパロダムが完成した事により水位があがり、かの有名な三弦橋も湖の底へと消えてしまいました。
実はあの橋も大夕張ダム建設に伴い下夕張森林鉄道線夕張岳線の一部線路が水没することから、
その補償として建設されたものでありました。つまり夕張岳線は2度、ダムに沈んだことになりますね・・・。
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最後に三菱石炭鉱業大夕張鉄道線南大夕張駅跡を見学。
この鉄道は清水沢と大夕張炭山を結び、主に石炭や森林鉄道の林産品を輸送していたそうです。
しかしながら三菱大夕張炭鉱の閉山により大部分が廃止、その後の合理化で全線が廃止となりました。
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キ1
ラッセルと客車・貨車が保存されています。
かつては横転寸前まで荒廃していた車両たちですが、
三菱大夕張鉄道保存会の手によって修復されたらしく、保存状態は良好でした!
このような団体があるからこそ、私たちはこの土地の歴史を目で見て知ることができる訳です。
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ラッセルって正面から見ると怖すぎる><
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そして隅っこにはボロボロになったバスが。
こう見えても動態保存なんだそうです!
ちなみにこの辺りにもキツネがウヨウヨとおりました笑

これにて夕張観光は終了です。
全てを見ることはできませんでしたが、炭鉱と鉄道・ダムが好きな私にとっては楽園のような場所でした。
ただやっぱり観光客がとても少ないですね・・・石炭博物館なんかとても充実した展示内容なのにガラガラです。
北海道の歴史は炭鉱の歴史でもある訳だから、もっと注目してほしいなと思いますね・・・。

北海道旅行4日目~室蘭を経由して函館ぇ!編~へ続く。



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