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関西・北陸旅行五日目~黒部ダム見学編~

Category : 遠征 |

大変お待たせ致しました!
2012年の最後を飾るのは、まさかまさかの関西・北陸旅行記でございます。
なにを待たされていたのかよく分かっていない人はこちら
待たされていた気はするけどよく覚えていない人はこちらもあわせてご覧ください。

「黒部ルート見学会」を満喫した後は、一般の観光客に混ざって黒部ダムを観光しました。
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黒部ダム駅にあった模型。
水が溜まっている所にお金を投げる文化は世界共通らしいです。
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そんな訳でダムオタの聖地キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
18mmレンズ(換算27mm)で撮影しましたが、それでも全体が収まりません。
堤高186m・・・高さ日本一は伊達じゃないですね!
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定番のアングルからもう一枚。
黒部ダムはドーム型アーチ式コンクリートという形式のダムでして、
ダムに掛かる水圧をアーチで湾曲させることで、左右の岩盤に圧力を逃がす構造になっています。
そのため、自重で水を堰き止めている重力式コンクリートと比べると、
少ないコンクリート量で建設することができるといった経済的メリットがあるのですが、
水圧に耐えうる強固な岩盤を必要とするため、建設可能な地点が限られています。
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無駄のない美しい堤体ですね。
ちなみに黒部ダムでは、6月下旬から10月中旬まで毎日観光放水を行っています。
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黒部ダム最大の特徴とも言えるのがこのウィング部分。
フランスで発生したマルパッセダム決壊事故を受けて資金提供元の世界銀行が調査を行ったところ、
上部の岩盤強度が足りていない事が判明したため、堤高を150mまで下げるよう関電に勧告しました。
しかしそんな事では挫けないのが日本の技術者。岩盤が弱いダム上部にウィングを設けることで、
水圧に耐えられる構造にしたそうです。本当にすごいですね、日本の技術力って。
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それにしても険しい山容・・・。
黒部ダムがなかったら未だに人類未踏の地だったのかもしれません。
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展望台近くに保存されていた「コンクリートバケット」。
ご存知の方も多いのではないでしょうか?「プロジェクトX」で大きく取り上げられたアレです。
扇沢経由で黒部の谷に持ち込まれたコンクリート原料は、
このバケットに入れられてダム本体へと運ばれました。
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こちらは「黒四建設記念碑」
建設現場で活躍したダンプやショベルカーのタイヤ跡をコンクリートで型取りしたものです。
未曾有の難工事の軌跡はこんな所にも残されていたのですね。
resize9169.jpg
エメラルドグリーンが美しい黒部湖の様子。
細長い湖ですが、総貯水量199,285,000m3と我らが宮ヶ瀬湖よりも大きいです!
左の構造物は取水口に・・・流木撤去用のインクライン(?)
ここから取水された水は先ほどの黒部川第四発電所に送られています。
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人間でいうところの「うなじ」。
アーチダムは正面(上流側)の曲線も美しいんですよね・・・。
どういう訳かスイスのエモッソンダムを連想してしまいます。
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またしてのダム建設の遺構が!
これは先ほどの「コンクリートバケット」を吊るしていたケーブルクレーンの基礎遺構です。
両岸のクレーンでダムの真上にケーブルを張り、吊るしたバケットを上下左右に操作していたそうです。
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右岸より下流を望む。
川底の浸食を防ぐために霧状の水を放水しているので、このような人口の虹を見ることができます。
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という訳で天端に突入。
下ノ廊下に降りる道があるそうなのですが、残念ながら見つけることができませんでした。
黒部ダム、下流から見てみたいなぁ・・・でも軽装で行ったら死ぬかも。
resize9187.jpg
ダムの中心部分。
標高1,454m、なにげに伊吹山よりも標高が高いんですね。
そりゃ夏でも涼しいわけだ・・・。
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すごい迫力ー!でも黒部川を見ると水はそんなに流れていない!?
少量の水で派手に見せる・・・実はこれも霧状放水の狙いなんだそうです。
水力発電ダムにとって水は命ですから、一滴たりとも無駄にはできません。
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続きましては上流側。
夏のダム湖って感じですねー。
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自由越流式洪水吐。
恐らく試験湛水の時に使用したのが最後だと思います。
ここから放水したら凄いことになりそう。
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しばらく歩いて左岸に到着。
こっちサイドには立山黒部貫光鋼索線の黒部湖駅があります。
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左岸から見た黒部ダムもかっこいいですね!
ちなみに向かい側の岩盤に設置されている通路は、展望台へ続く階段だったりします。
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そのまま右岸に戻って黒部ダム観光終了!
いやー、黒部ダムのスケールの大きさにはただただ圧倒されてしまいました。
画像が多くなってしまいましたが、私が見てきた全ての光景を掲載したつもりですw

これにて関西・北陸旅行は無事終了いたしました。
撮りたいものは撮れたし、行きたいところへは行けたし、本当に充実した旅行だったと思います。
色んな意味でとても長くなってしまいましたが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。

最後に・・・。
resize9179.jpg
「尊きみはしらに捧ぐ」
黒部ダムは約1,000万人もの労働者と、171人の犠牲によって完成されました。
関西地方の暮らしが守られているのも、私たちがこうして気軽にこの地を訪れることができるのも、
全てはダム建設に携わった人々のお陰だという事を忘れてはなりませんね。



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